PLC（工業用の制御装置）の評価業務、及び規格取得対応業務を行なっています。

製品のEMC評価、設計評価だけでなく、規格取得に必要となる業務にも携わっており、
評価試験を行う試験構成の構築、評価プログラムの作成も対応しております。

ブライザ社内の組織においては、技術マネージャを担当しています。

入社したての新人時代は大変でした。
経験豊富な取引先企業の方々と一緒にお仕事をしていく中で、多くのことを学び、理解する必要があります。
その中で自身の経験不足から、期待に応えられない自分と葛藤する日々も多くありました。
当時は厳しい言葉もかけられる環境であったため、早く周囲に認めてもらえる存在になりたいと、焦りもあったことを今でも覚えています。

私は、大学時代に電子工学科に在籍していたのですが、研究では化学分野を研究していたこともあり、業務に取り掛かった時から自分の勉強不足を痛感しました。

当時、業務中で不明点があった際は、先ずは自分で調べて理解するようにしていました。但し、専門用語など自分で調べるには時間が必要となる内容については、周りの方に相談する時間を頂き、教えてもらいました。
相手に質問する事で、その方の手を止めてしまうことにもなるため、なるべく拘束時間が短くなるよう、自身がどこまで理解しており、どこからが分からない内容なのかを明確にしてから、会話するように心掛けていました。

きっかけは取引先からブライザの実力を認めていただき、お客様から委託業務への切り替えをご提案いただいたことでした。

委託業務の立上げには、ご提案いただいたお客様から多くのご協力をいただき、スムーズに立上げる事ができました。しかし、稼働当初は派遣契約と異なる部分に疑問を感じられるお客様もおり、その都度一人ひとりに説明する場を設け、理解をいただきました。

委託契約が始まった2021年当時は4名のメンバーでスタートしましたが、今ではメンバーも13名に増え、他部署の方からも新規案件の業務を受けるチームへと拡大できました。

やはりお客様からいただく「ありがとう」の言葉でしょうか。

・市場不具合が発生した際に、迅速な原因究明、正確な検証結果を提示できた時
・お客様では対応が困難な業務をフォロー、対応した時
・タイトな計画のテーマをチームで協力し効率化することで、納期内に完遂できた時
上記内容は一例ですが、依頼業務の対応後に
「ブライザさんのおかげで助かったよ。ありがとう」と感謝の言葉をいただく場面が多々あります。
そのような笑顔と感謝の一言の重みに、改めてやりがいを感じます。

委託業務の幅を広げていきたいです。今委託を受けている業務は電気分野のみですが、今後ソフトウェア分野と機械分野も委託化し、「３つの柱」を築きたいと考えています。

また、それぞれの柱をチーム化することで、技術者の教育体制や業務対応力の強化ができる組織づくりを進めて行きたいですね。

これを実現することができたら、分野間での連携も可能となり、今以上に仕事が楽しくなると思っています。